◆お酒ギフトのシーンを演出する・・お酒屋さんのラッピング 代表理事 中小企業診断士 利酒師 宮坂芳絵 (ラッピング協会認定講師)

お酒屋さんにラッピング研修を実施するようになって、十数年になります。
ところで、みなさんはお酒をラッピングしてあるとしたら、どんな雰囲気のものがよいですか?

 

ラッピングは日本の「折型」の伝統を受け継ぐ、日本古来の習わしから発祥したものです。そう考えると、地域の伝統商材である「お酒」を扱う酒屋には最適な「おもてなし・サービス」です。まして、今は「家飲み」が増えている時代。実際、売り場でも「○○さんのお宅へ、感謝の気持ちを込めて贈りたい」「△△さんのうちで、ホームパーティがあるのでお酒を手土産にしたい」というお客様は増えています。

贈り物であっても、手土産であっても、ビンのままむき出しでもっていくよりはきれいにラッピングしてあるほうが喜ばれるのは確かですよね?

 

しかしながら、改めて酒屋さんを見てみると、ラッピングをしてくださるお店はまだ多くありません。多くのお酒屋さんが「慣れていない」「機会がない」とおっしゃるのですが、いやいや、今こそ、ラッピングを戦略的に「酒屋の独自サービス」として活用してほしい!と願っています。

・包装紙は無地などの“シンプル”なものがお勧め。

   その上で、包み方や付属物(リボンやシールなど)で季節感や雰囲気を演出する
・「だけ」を演出(私だけ、あなただけ、ここでだけ、ということ)
・なるべく“残す”を意識(つつみ方や、残していただける包装紙を選択するなど)

 

上記は、酒屋さん向けラッピング研修をするときにお伝えする内容の一部です。
“シンプルなもの”というのは、包装紙も買うと安くはありません。安くしようとすると100枚など、ある程度の枚数を一気に買うことに。季節もの(例えばバレンタインとか、母の日の模様などが入ったもの)は、100枚買っても一気には使い切れないことが多いものです。じゃあ、取っておいて来年も・・・と思っても、使おうとしたときには日焼けして色が変わっているなんてことしばしばあるのです。だから、包装紙はシンプルに。慣れていない、機会が少ない・・というお店には、得におすすめです。


包装紙がシンプルであれば、その装飾物が重要になります。ラッピングの装飾物というと、リボンを思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、リボンもokですが、もっと周りを見回すといろんなものが使えます。100円ショップに売っている毛糸も、包装紙そのものもカットすれば「シール」になります。古着だって、使えます。もっと工夫すれば、本当に楽しいのです。「リボンは高い!」そう思っている方、頭を柔軟にして楽しんでください。

 

ちなみに、ラッピングは紙を使った一種の芸術かもしれないな~と思うことが。
そして、日本独特の文化の表れでもあります。単につつむのではなく「心」を添えてつつむ。
ステキだと思いませんか?

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コメント: 1
  • #1

    Adrianne Kierstead (金曜日, 03 2月 2017 10:13)


    Asking questions are actually nice thing if you are not understanding something fully, however this paragraph offers good understanding even.