◆自分の感覚で選ぶ楽しさを・・数値や受賞に惑わされず、自分の感覚を信じて飲むともっと楽しい!・・ 代表理事 中小企業診断士 利き酒師 宮坂芳絵

毎年、春に開催される全国新酒鑑評会。全国新酒鑑評会は、その年に製造された清酒を全国的な規模で調査・研究し、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにして清酒の品質向上に寄与することを目的として実施されています。

平成27年度酒造年度のお酒も、4月22日から予審が始まっており、5月10日11日が決審の予定です。(公開利き酒会は6月18日)

 

 

ところで、この品評会の結果、日本酒業界の製造技術と品質の向上に果たす役割は大きい。蔵元にとっても「金賞受賞」は名誉ですし、蔵の売り上げにも大きく影響するものでもあります。もしかしたら「金賞受賞だから・・・」と手に取って飲んでみた経験がある方も多いのではないでしょうか。

でも、それだけにとらわれず、是非ご自身の舌で日本酒を選んでいただきたいと思います。

日本酒の品質は、様々な要素の中の絶妙なバランスで成り立っています。様々な要素には、原料となる米・水・酵母、製造過程、温度管理・・・など本当にたくさんのものが含まれます。上記の新酒鑑評会では、香り(華やかさ、吟醸香など)、味(後味、刺激味のきめ、特徴など)などを官能審査しています。
官能度を高めた専門家が審査されるのですから、その評価が日本酒業界に大きく影響するのは必然です。


でも、ふと飲むシーンを考えてみると、「日本酒だけ」を愉しむ場面はそんなに多くありません。きっと、お料理と一緒に日本酒を楽しむ場面の方が多いはず。そう、品評会をする場面と私たちが「飲む」場面は違うのです。

品評会ではあまり好まれない「雑味」だって、お料理に合わせればその味の感覚は変わります。だからこそ、もっとご自身の「飲むシーン」で美味しいと感じるお酒を選んでほしいのです。
数値や他者の評価に左右されず、もっと自分らしく。その奥深い世界を知ってほしいと願っています。

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    Fae Gillie (金曜日, 03 2月 2017 08:44)


    I'm not sure why but this weblog is loading incredibly slow for me. Is anyone else having this problem or is it a problem on my end? I'll check back later and see if the problem still exists.